【ここは押さえておきたい!】七五三おすすめの撮影シチュエーション
七五三と言えば、家族での記念撮影も大切なイベントの一つですよね。撮影の方法には主に自分たちで撮影する方法と、カメラマンをお願いして同行してもらう出張撮影、そして写真スタジオ(フォトスタジオ)を利用する方法があります。
昨今では、写真スタジオやフォトスタジオで前撮りや後撮りサービスを選び、お参りの日と別々に撮影をする人も増えてきています。
それぞれに得意・不得意とするものがあり、一概にどれが一番いいかを決めることは難しいですが、自分たちが残しておきたい写真のシチュエーションから逆算して決めるという方法もあります。
そこで以下からおすすめの撮影シチュエーションを、それぞれどの方法が向いているかということも併せて紹介していきます。
神社で撮影したい
七五三と言えば、やはり着物と神社の写真を思い浮かべる人も多いでしょう。この場合は屋外になるので必然的に写真スタジオ(フォトスタジオ)ではなく、自分たちか専門のカメラマンにお願いするかという二つの方法に絞られます。神社でおすすめのシチュエーションとしては
- 神社ならではの背景
- 参拝する様子
- 子どもたちの豊かな表情
などが挙げられます。一つずつ詳しく見ていきましょう。
神社ならではの背景
神社には鳥居や社殿などをはじめとして、特徴的な建築物が多くあります。七五三は着物でという家庭も多いと思いますが、最近では着物になる機会もそう多いことではありませんから、このタイミングでぜひ写真に収めておきたいところですよね。
立派な和風建築や朱色に塗り上げられた鳥居、池にかかる太鼓橋など、神社には映えるスポットがたくさんあります。またほとんどの神社には樹々や花など豊かな自然もあるので、光量の多い屋外でそうした場所を背景に撮影すれば、絵画のような美しい写真に仕上がるでしょう。
しっかりとした記念写真としても神社や鳥居を背景に家族全員で撮っておきたいところですが、そうした場合には専門のカメラマンにお願いするのがおすすめです。
光の角度などを計算して、記念に残るようなプロの写真を撮ってもらえるでしょう。
一方でちょっとしたスポットなど、子どもだけを写真に収める場合には、お父さんお母さんでも自然な写真が撮れるでしょう。
参拝する様子
参拝には手順があり、まずは本殿などへ向けて参道を行きます。まずは鳥居をくぐるところから、お父さんお母さんの視線で、寄り道をする子どもの姿を撮ってみるのもいいかもしれません。家族全員で手をつないで仲良く参道を歩く姿などは、カメラマンに撮ってもらうといいでしょう。
次に手水舎でお清めをします。柄杓が置いてあり、水が貯められている場所と言えば見覚えのある人も多いのではないでしょうか。神様とお会いする前に手を洗い、口をすすいで身を清めます。
まずはお父さんお母さんがお手本を示して、子どもに真似をしてもらうのがいいでしょう。子どもがお清めをする姿は滑らかな水の表情や輝きによって、一瞬を切り取った素敵な写真になるはずです。
そしてお祈り。賽銭箱の前で手を合わせたり、鈴を鳴らしているのも神社らしい写真になります。鈴の音が鳴れば、子どもの嬉しそうな表情も見られるかもしれません。
また家族全員で神社に向かってお祈りしている姿を後ろから撮ってもらうのも素敵かもしれませんね。その場合はカメラマンにお願いしましょう。
子どもたちの豊かな表情
子どもの自然な表情を写真に残しておきたい、というのはどんな場面でも言えることですが、特におめかしをして神社に行く非日常的なシチュエーションでは、子どもの気分も高揚し、普段でもないような明るい表情や変わった行動が見られる可能性も高いです。そんなシャッターチャンスを逃さないように、少し神社の中で遊べる時間を作ってあげたりするのもいいかもしれません。
一瞬もチャンスを逃したくない場合にはカメラマンに常に見ててもらえる状況がいいですが、親だからこそ引き出すことのできるカメラへの表情などは、お父さんお母さんによる撮影のほうが効果を発揮することもあります。人見知りをする子どもは知らない人の前で弾けきれないこともあるので、撮りたい写真や子どもの性格によって使い分けるといいでしょう。
なお神社には貴重な建築物や、池など危険な場所もあり、撮影禁止とされている箇所もあります。せっかくの日が悲しい記憶とならないよう、神社での決まりや注意にも気を配ることは忘れないようにしましょう。
色んな衣装に着替えたい
七五三と言えば子どもが主役となり、いっぱいおしゃれをさせられる日でもあります。着物姿になる機会自体も成人式や結婚式など、人生においてそうたくさんあることではありません。ならばこのタイミングで、いろんな服を着せてあげてみたいものですよね。そういった時には、写真スタジオ(フォトスタジオ)の利用がおすすめです。神社などの屋外では荷物や移動の問題、着替える場所なども考えれば衣装を替えるといったことは考えにくいですが、写真スタジオ(フォトスタジオ)であれば専用の更衣室もあり、着付けやメイクのできるスタッフもいるので、難しいことはお任せしていくつもの衣装に着替えることが可能です。
和服だけでなくドレスを着るといったことも近頃の七五三では珍しくなくなっており、結婚式のようにお色直しをして何回も撮影をする家族もいます。写真スタジオ(フォトスタジオ)では流行の様々な衣装がレンタルで用意されているので、いろんな服を着たい子どもや、着せたいという親にもぴったりでしょう。
そして家族全員でも、額に飾っておけるようなきちっとした写真も屋外とは違うしっかりとしたライティングで撮影してもらえるので、そういったフォーマルな写真を一つは残しておきたいという家族にもおすすめです。また定番の千歳飴や、和傘や刀といったアイテムがたくさん用意してあるスタジオもあるので、室内ながらバラエティ豊かな写真を撮ることができます。
まとめ
どれかに決める、と冒頭では書きましたが、自分・カメラマン・写真スタジオ(フォトスタジオ)どれも一つを選んだからといって他を選べなくなるわけではありません。屋外ではカメラマンに同行してもらいながら自分でもカメラを持つことができますし、写真スタジオ(フォトスタジオ)も、神社への参拝と同日が難しいとしても、前撮り・後撮りといった形で他の日に改めて撮影することが可能です。記念すべき日に家族としてどんな写真を残しておきたいか。悔いのないようにあらかじめ考えておけば、当日もスムーズに撮影していくことができるでしょう。