初めての七五三撮影を成功させるための5つのコツ
七五三に限らず、何事も事前の準備が大切です。スマートフォンが普及してカメラが手軽に使える時代になりましたが、七五三のような特別なイベントでは、思い出に残る素敵な写真を撮るための準備が欠かせません。当日を後悔しないように、事前に準備しておくことが重要です。
七五三の記念写真は一生の思い出となります。では、どのような準備が必要でしょうか?準備をしっかりと行うことで、失敗を防ぎ、素敵な写真を残せるようになります。今回は、初めての七五三写真撮影を成功させるための5つのコツをご紹介します。写真撮影の準備と当日の心構えを押さえて、素晴らしい思い出を作りましょう。
- 事前準備はしっかりと
- 予約は早めにいれる
- お子さんが機嫌が悪くないように工夫する
- どのような写真が希望なのかを明確にしておくこと
- 水分補給ができるように飲み物を持参する
順番に見ていきましょう。
七五三の前に準備をしっかりと
七五三は家庭の伝統的な行事で、初めて経験する保護者の方も多いと思います。そのため、事前に調べてから行動することが重要だと考えられます。
写真撮影の様子を見ていると、簡単でわかりやすいように見えるかもしれませんが、実際には多大なエネルギーや努力が必要です。私自身も撮影後に2キロも痩せてしまったことがあります。七五三の撮影会では体力を極端に消耗する必要はありませんが、大人から子供まで、疲れることは避けられません。
したがって、可能な限り準備をして、当日を有意義に過ごすことをお勧めします。
予約は早めに入れる
現代の生活スタイルが多様化しているにもかかわらず、七五三のシーズンには予約が集中する傾向があります。特に七五三の撮影を検討している場合は、早めの予約をお勧めします。
「まだ大丈夫だろう」と後回しにしてしまい、予約がいっぱいになってしまうことがよくあります。希望の衣装を借りることができなかったと後悔することもあります。早めに予約を入れることで、希望のプランを実現する可能性が高くなります。
お子さんの機嫌が悪くならないように工夫する
七五三の撮影会では、見知らぬカメラマンに出会うことになります。新しい人や環境に接することは、子供にとってストレスとなることがあります。
しかし、子供たちは慣れない環境や人々と接することで、理想的な状態にはならないかもしれません。それに加えて、子供たちの機嫌が悪くなってしまうと、記念に残る素敵な写真を撮ることができません。そのため、前日は早く寝かせたり、当日にはお気に入りのおもちゃを持っていったり、良い子にしていたら、プレゼントを約束することも良いでしょう。前もってできる対策を行い、撮影会当日をスムーズに過ごすようにしましょう。
希望する写真のイメージを明確にしておくこと
「スタジオの人に任せた方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、私は自分がどのような写真を撮ってもらいたいか、少し考えることをお勧めします。
カメラマンは、みんな撮影が好きな人たちです。七五三の撮影も仕事とはいえ、カメラマンたちは一生懸命良い作品を残そうと考えているはずです。あなたが、こういう写真を撮って欲しい!という要望やアイデアを伝えることができれば、カメラマンも共感して一緒に取り組んでくれるはずです。
自分が望む写真のイメージを事前に伝えることで、撮影会当日のコミュニケーションも円滑になります。スタジオのサンプル写真や雑誌などを参考にして、「このような写真を撮りたい」と伝えるのも良いですし、美容院でのヘアセットのイメージを雑誌などで見せることもできます。
私は以前ポートレートモデルをしていた時に、針金人形のポーズを描いた紙を持参することがありました。カメラマンはプロですから、しっかりとあなたの希望を考慮してくれるはずです。もしインターネットで適切な参考写真が見つからなければ、簡単なイラストを描いてみることもできます。
特に写真スタジオでの撮影を検討している方は、自分が望む写真のイメージを伝えてみることをお勧めします。自由度が高い撮影であるため、思い切って要望を伝えてみましょう。
撮影当日に水分補給ができるように
撮影中に疲れたときに、水分補給ができるように準備することは大切です。お水やお茶、ジュースなど、自分や子供たちが好きな飲み物を用意しておくことがお勧めです。また、途中で購入することもできますが、水筒に水を入れて持参すると、手軽に水分補給ができます。
コンビニや自動販売機があるかもしれませんが、神社の鳥居をくぐった先で購入できない場合もあります。また、中に入ると広いため、コンビニや自動販売機を探す時間が取れないこともあります。お子さんのためにも、事前に水分補給の準備をしっかりと行っておくことをお勧めします。
七五三撮影当日に気をつけるべき注意点について
七五三の撮影は、大切なお子さんの成長を記念に残すために行われるもので、素敵な記念写真を残したいと思うのは当然ですね。
そこで、良い撮影を行うためのポイントをいくつかご紹介いたします。当たり前のことかもしれませんが、見落としてしまうこともあるかもしれません。ぜひ参考にしてください。
まばたきはしても問題ありません
七五三の撮影では、大人数での集合写真とは異なり、まばたきをする瞬間にシャッターが切られることはまずありません。もしまばたきをしてしまっても、カメラマンに撮り直してもらえますので、まばたきを意識しすぎることは避けましょう。緊張していると顔がこわばってしまいます。ある程度緊張することは覚悟して、自然な表情で撮影に挑むことが大切です。お子さんにも同じことを伝えておきましょう。
背筋を伸ばすことを意識しましょう
姿勢の良さは、写真の出来栄えに大きな影響を与えます。特に、親御さんが写り込む場合には背筋を伸ばして撮影することが重要です。背筋を伸ばすためのイメージとしては、頭の先から足先まで、一本の糸が引っ張られているような感覚をイメージすると良いでしょう。七歳程度のお子さんであれば、背筋を伸ばす方法を教えてあげると良いでしょう。これは、七五三に限らず、将来のカメラマンとしてのスキルアップにも役立つことです。
光の差す方向を見ましょう
撮影時には、光の一番当たる方向を向くようにしましょう。ただし、ストロボを直視すると目に害があるため、ストロボが光を反射する方向を向くか、白い壁の方向を向くことが多いです。白い物には光を反射する性質があるため、ストロボから光を反射させて撮影することが多いです。カメラマンが「あっちの方を向いてください」と顔の方向を指示するのは、このためです。
なるべく自然体で
緊張した表情は、写真にそのまま現れてしまいます。ですから、自然な表情で撮影に臨むことが大切です。的確な角度や姿勢については、カメラマンが指示を出してくれます。カメラマンに任せて、自然な表情で撮影に挑むようにしましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。写真に綺麗に映るためのポイントを知った上で、当日はあまり緊張せずに自然体で撮影に挑むことが大切です。親御さんができる限りのフォローをすることで、良い記念写真が残せるようになります。
カメラマンからの指示がある場合には、光の関係や姿勢の関係で写りが悪くなっている時が多いことを覚えておきましょう。また、お子さんと一緒に撮影する場合には、親御さんが自然体で動くことが大切です。
一番大切なことは、自然体の表情であることです。意識しすぎて、お子さんを叱りつけてしまうようなことは避けたいものです。お誕生日などの記念行事は楽しいものであるべきです。心地よく進めて、素敵な記念写真を残しましょう。