七五三の撮影予約がとれない場合の対処方法

七五三の撮影予約がとれない場合の対処方法

七五三は、子供がいる親にとってはとても思い入れのあるイベントの一つです。子供たちはまだその意味を理解していなくても、立派な着物に身を包むとどこか特別な誇らしい気持ちになるはずです。親としては、こんなビッグイベントである七五三では、我が子の晴れ姿を写真に残したいと考えるのが当たり前です。

自分たちだけでなく、祖父母や親戚にも見せたいし、翌年の年賀状に写真を使うことも多いです。しかし、七五三の写真をスタジオで撮影することは、一見簡単なことのようで実は計画的に行動しないと予約が取れないことが珍しくありません。

子ども向け写真スタジオ(フォトスタジオ)も大人気で、本格的な写真館も質重視の親に支持されているため、シーズン中はどこもかなり混み合います。早めに予約しないと、どのスタジオも予約がいっぱいで写真撮影ができなくなることがあります。

しかし、予約が取れなかった場合でも、我が子の思い出の写真を残す方法はいくつかあります。この記事では、七五三シーズンに写真スタジオ(フォトスタジオ)の予約が取れなかった場合の対処法について紹介します。

七五三で写真撮影の予約が取れなかった場合の対処法

七五三で写真館・スタジオの予約が取れなかった場合は、3つの対処法があります。

  • 1.シーズンの後に予約をして撮影する
  • 2.出張カメラマンに依頼する
  • 3.親や身内が撮影する

それぞれの方法のメリット・デメリットについて説明します。

1.シーズンの後に予約をして撮影する

七五三の写真撮影は、多くの家庭がシーズン中やそれ以前に予約を取ることが一般的です。また、写真館・スタジオで着物をレンタルすることも多いです。しかし、七五三シーズンを過ぎると一気に予約が埋まらなくなります。この時期に写真撮影を予約することで、スタジオの混雑を避けることができます。

写真館・スタジオには、年間を通して七五三の着物や衣装が置いてあります。そのため、七五三の時期を過ぎたからといって写真に日付を入れる必要はありません。また、子供はシーズンを過ぎた時期にも写真撮影にこだわりはないことが多いです。そのため、七五三のお参りだけはシーズン中に済ませ、写真撮影はシーズン後に行う方法もあります。

七五三の写真撮影を行っている写真館・スタジオによっては、前撮りプランや後撮りプランを設けていることもあります。また、通年で撮影が可能な場合もあるため、シーズン後に撮影することを問い合わせてみることもできます。ただし、年賀状に使いたい場合は、七五三の写真が間に合わない可能性があるため、事前に写真館・スタジオに相談することが必要です。

2.出張カメラマンに依頼する

写真館やスタジオの予約が取れず、プロのカメラマンに撮影してもらいたい場合は、出張で撮影してくれるカメラマンに頼む方法があります。出張カメラマンはネットで探せますし、地元の情報誌や知り合いを通じて見つけることもできます。

一方、子供専門の写真スタジオ(フォトスタジオ)では、スタッフが撮影することが多いですが、個人で撮影の依頼を受けているカメラマンは腕が確かで、本格的な写真を撮影してくれます。

しかし、七五三シーズン中は出張カメラマンにも予約が殺到するため、事前に手配が必要です。また、衣装やヘアメイクの準備が必要で、屋外での撮影が主となります。さらに、カメラマンと相性が合わない場合や、子供が初対面のカメラマンの前で緊張してしまう場合もあります。

3.親や身内が撮影する

七五三においては、特別な写真を撮るためにお金を使う必要はありません。家族で神社にお参りに行った時に、親や身内がカメラで写真を撮影しても十分思い出に残ることができます。特に、親や身内がカメラ好きであれば、とても便利です。プロが撮影する写真よりも、自分たちで撮影した写真というのも、思い入れが深いものとなるはずです。

素人が撮影するから安っぽいというわけではありません。確かに、写真館・スタジオを利用しないとなると、着物や衣装のレンタルもできないというデメリットがあります。しかし、写真館・スタジオを利用しないことで浮いたお金を、レンタルで済ませるはずだった着物や衣装をもっと素敵なものにすることができます。

レンタルの着物や衣装は、誰かが一度は着たことがあるもので、よく見るとくたびれていることもあります。レンタルの品揃えには限りがあり、好みのデザインはサイズが合わないなど、親子共々妥協しなければならないことも少なくありません。

レンタルを利用せずに自分で購入するなら、親子ともに納得のいくものを選ぶことができ、レンタル衣装の中から選ぶのとはまた違った楽しみがあります。七五三で着用した着物や衣装が手元に残れば、年月が過ぎても思い出を振り返ることができます。

また、七五三の写真撮影をきっかけにちょっといいカメラを購入して、それ以降も家族の思い出や子供の成長を写真に残していくのもいいかもしれません。案外、子どもは、知らない大人からスタジオで写真を撮られると緊張して硬い表情になりがちで、親や親しい人にカメラを向けられた方が自然な笑顔を見せることができるものです。

ただ、親や子どもが満足することはできても周りの親戚などにスナップ写真しか見せられないのは嫌だ、という場合はおすすめできる方法ではありません。

まとめ

七五三の写真撮影の予約ができなかったとき、親は罪悪感を感じがちですが、それでも七五三の写真を撮影できないわけではありません。自分を責めずに、冷静に対処法を考える必要があります。

この記事では、写真館・スタジオの予約がいっぱいの場合のいくつかの対処法を紹介しましたが、最もおすすめなのは、お参りだけを先に済ませて、写真撮影はシーズン後に写真館・スタジオで行うことです。まずは、シーズン後に七五三の写真撮影の予約に対応してもらえるかどうかを問い合わせてみましょう。

予約ができなかったことや期限を過ぎてしまったことは悔やんでも仕方ありません。大切なことは、親が子供の成長を祝ってあげたいという気持ちにあります。

子供の笑顔や晴れ姿を写真に残すために、親が奮闘し奔走したことを知っている子供は、いつか大人になってから感謝し、幸せだったと感じるでしょう。

 

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