七五三の記念撮影の注意点は?親子の仲を育むアプローチを紹介!
お子さんが7歳を迎えると七五三ではどのように記念撮影をしようと悩む人が多いでしょう。また七五三の撮影を通して、親子の仲を育みたいと考えている方もいるのではないでしょうか。7歳くらいになると娘との仲があまり良くなくなってきたり、反抗期になって手間がかかったりしていることもよくあることです。
七五三での記念撮影の仕方や、七五三の過ごし方によって親子が円満な関係になるケースもたくさんあります。この記事では七五三の記念撮影を通して親子が話をすることでより良い仲を築き上げられることを紹介します。積極的に親がアプローチするのが親子の仲を育むのに欠かせません。具体的なアプローチも解説するので、娘の7歳の記念撮影に向けて今から準備を始めていきましょう。
七五三の記念撮影でありがちな失敗と親子の仲への影響
7歳になると仲があまり良くなくなってしまうのは反抗期だから仕方ないとあきらめてしまうかもしれません。ただ、七五三の記念撮影がきっかけでさらに仲が悪くなってしまっては大変です。逆に七五三をきっかけにして親子の仲を良くするには、七五三の記念撮影でありがちな失敗について知っておくのも大切です。他の人と同じ過ちをせず、先人に学んで親子の仲を良くする方法を考えていきましょう。
親の押し付けで撮影した
七五三で記念撮影をするときに親が押し付けてしまったために失敗するケースがあります。娘にとって七五三の記念撮影が魅力的なのか、それよりも友達と遊びたいかといったことは違います。7歳くらいになると自分の考えで物事を決めたいと思うようになってきて、親がやろうと言ったことに反発しがちです。
親が押し付けるようにして七五三の記念撮影をすると、反抗心が強くなってしまって親子関係が悪くなる場合があります。親としては記念写真を残したいと思っていても、娘はそう思っていないこともあるので気付いてあげましょう。七五三の記念撮影について娘がどう思っているのかを察してあげるのが大切です。
行事として親がやむを得ない気持ちで撮影した
七五三は「日本の伝統行事だからやらなければならない」という気持ちを親が持っているときにも失敗してしまうことがよくあります。親がやむを得ないという気持ちで撮影に臨むと、子どもは敏感に察知します。子どもにとってはきれいな衣装を着られる魅力的なチャンスでワクワクしていたとしても、親がため息をついているのを見て素直に喜べなくなってしまうでしょう。七五三がお祝いだとわかっていると、「自分は祝われていないのではないか」と不安になる場合もあります。親も嬉しい行事として七五三のお祝いをするのが重要なポイントです。
記念撮影をするだけで他には何もしなかった
記念撮影をするだけで終わりにしてしまったのが失敗の原因になることがあります。前撮りや後撮りをして記念写真を撮るだけで、七五三の当日には何もしないという家庭も増えてきました。もちろん経済的な事情も考慮する必要はありますが、記念撮影をするだけで儀式的な終わり方をしてしまうのは避けた方が良いでしょう。
子どもの視点ではただ撮影対象にされただけというイメージを持ってしまうこともあります。おめかしして撮影した写真が飾られないと、記念撮影は何のためだったのだろうと思って親に対して疑問を抱くようになってしまう場合もあります。記念撮影をすれば十分と考えずに、七五三のお祝いの一環として撮影をするのが大切です。
七五三の記念撮影で考えた方が良い注意点
記念写真の撮影を通して親子の関係を良くするには、親がしっかりと考えて計画的におこなうことが重要になります。七五三で記念撮影をするときには以下の3点に注意しましょう。
娘が喜んで撮影したいと思っているかを確認する
娘が七五三の記念撮影についてどのような考えを持っているかを聞いてみましょう。「もうすぐ七五三だからおめかしして撮影しようか?」と問いかけてみるのがシンプルでわかりやすい方法です。
記念撮影に対して意欲的なら、どんな写真を撮るかを写真スタジオ(フォトスタジオ)に言って相談しましょう。もし記念撮影をしたくないようなら無理をしない方が良いかもしれません。代わりに七五三に何をしたいかを聞いてみて、記念日として魅力的な一日を作り上げられるようにしましょう。
親として七五三の記念撮影をなぜおこなうのかを考える
七五三は行事だからやるべきものと思っている場合には、七五三の記念撮影についてなぜおこなうのかをよく考えるのが大切です。7歳の娘におめかしをさせて写真に収めるのは、成長記録を残したいからだという人もいます。大人になって結婚するときに、7歳の頃の娘のきれいな写真があるときっと喜ばれるでしょう。
親としてもこんなに小さくて反抗ばかりしていた娘が一人前になって結婚して嬉しい気持ちに駆られるはずです。このような将来に目を向けると七五三のときの写真はとても大切な記念になります。ただの行事だからやらなければならないと考えずに、前向きな気持ちを持ちましょう。
記念写真をどのように使用したいのかを検討する
記念撮影は七五三で必要不可欠というわけではありません。記念撮影をしたらデータを保存しておくだけでなく、どのようにして使用したいかを考えてみるのが大切です。額に入れて飾る、年賀状にプリントする、アルバムを作るなどのさまざまな使い方があります。娘も自分のきれいな写真を目に見えるところで使ってくれたらきっと喜びます。用途は一つに限らずに、できるだけいろいろなところで使うように心がけましょう。
七五三を通して親子の仲を育むアプローチ
娘との仲に不安があると、七五三の記念撮影をきっかけに改善したいという思いが強いでしょう。七五三を通して親子の仲を育む方法をもう少し具体的に紹介するので、どのようなアプローチを取るかをぜひ考えてみてください。
七五三の計画を娘と一緒に考える
七五三の記念撮影を含めて、七五三の計画を親だけで決めずに娘と一緒に考えましょう。七五三の当日に何をしたいかを話してみるのがまず先決です。当日にお詣りに行きたい、記念撮影をしたい、パーティーをしたいといったいろいろな意見が出る可能性があります。親は娘から意見を聞いた上で、アイディアを投げかけながら最終的な落とし頃を見つけていきましょう。
例えば、当日にパーティーをするなら、前撮りをして写真を用意しておくとパーティーを彩ることができます。子どもの視点では気づきにくいことは「こういうこともできる」という可能性を示してあげましょう。
撮影した写真を使って親子で制作をする
七五三で記念撮影をしたら、写真を使って親子で制作をしましょう。アルバム作りをするのは最も簡単で、親子の絆の証になる記念アイテムができあがります。額に入れて飾る場合にも、親子で話をして写真を選ぶと子どもとの共同作品になります。7歳くらいの子どもにとって達成感を与えるのは大切で、自分で行動したいと思っている時期には大きな満足になります。
親がいると達成感を味わえるという認識が生まれると、もっと良い親子の関係にしたいと子どもも思うようになってくれるので、七五三の写真を通してアルバムなどの制作を一緒にやってみましょう。
まとめ
7歳の娘にとって七五三は魅力的なお祝いの機会です。七五三の記念撮影は親子の関係をより良いものにするチャンスになるので、親の方から子どもに積極的なアプローチをしましょう。行事としてやるべきものだと考えずに、子どもと一緒になって何をしたいかを考えるのが効果的なアプローチです。撮影した写真を使って何をするかも子どもと話をして決めると良いでしょう。
親子で一丸になって楽しいイベントにするのが最も重要なポイントです。7歳になって自分で考えて行動したいと思っている娘の気持ちを尊重して、七五三を一緒に作り上げれば親子の仲がきっと良くなります。