七五三の記念撮影をした時の失敗したなぁと思った体験談
30歳~40歳のお子様を持つママさんに七五三の失敗談をインタビューしてみました。
- 45歳女性「日焼けには注意」
- 40歳女性「まさかの反抗期」
- 43歳女性「服装選びの失敗談」
- 37歳男性「シーズン時の混雑には要注意」
- 37歳女性「着物の格の下調べが不足」
①日焼けには注意
45歳の女性です。夫と7歳の娘がいます。娘が6歳のときに、七五三の写真を撮影しました。七五三の撮影のときに失敗したのが、前撮りで夏に撮影したことです。七五三がピークの時期になると混雑するし、ゆっくり撮影できないので8月に予約を入れました。
前撮りだと、空いてるし、ゆっくり撮影できるのですが、やはり、夏場に屋外にたくさん出かけたこともあり、日焼けをしていました。夏場はプールや海にも行ったし、屋外でよく遊んでいました。
日焼けをしていたので、もともと色白の娘のよさが、半減してしまいました。着物はやはり色白のほうが似合うなーと思いました。せっかく7歳の七五三の撮影なのに、残念だなーと思いました。
娘はそんなことも気にせずにノリノリで撮影していました。着物も気に入り、その後で、ドレスも着せてもらいました。ヘアスタイルもきれいにセットしてもらい、お姫様気分で上手くポーズを取っていました。
3歳の七五三は2歳のときにやったので、娘も成長したなーと感じました。こんなにかわいくポーズを決めているのにやはり日焼けが気になりました。こんがり小麦色なのがかわいそうでした。
娘自身は楽しく撮影してくれて、スムーズに撮影できたのがよかったですが、やはり7歳の七五三の写真は1回なので、かわいそうになりました。出来上がった写真もやはり、顔が小麦色に写っていて娘のかわいさが半減していました。
そして、結局、日焼けが落ち着いた10月下旬に再度、前撮り撮影をすることにしました。お金はもったいなかったけど、今度は、日焼けも落ちて、色白の肌に戻っていたので、着物もよく似合い、かわいく撮れました。
これから七五三の前撮り撮影をする方は日焼けする時期を避けて撮影するようにするのがおすすめです。できるだけかわいい姿を残してあげたいですよね。そうするためにも、日焼けしやすい夏場や夏の終わりを避けて七五三の前撮り撮影をするようにしてみてください。
②まさかの反抗期
40歳女性です。夫と子供、3人の家族構成、3歳の女の子の七五三の前撮りの時の話です。私たちは決められた写真館でアルバムを作っているため、七五三の情報はいち早く理解して、撮影も衣装代も値段が安い時期に前撮りをしようと考えていました。
とても速いと8月ごろから撮影が始まるのですが、夫の夏休みで時間が取れそうな8月に、前撮りをすることにしました。当時娘はまだ3歳になっていなく2歳の終わりごろでした。
もう収まっていると思われた、人見知りとイヤイヤが同時に来てしまい、両方も如何なく発揮しました。
とにかく衣装を着るのに一苦労、慣れない着心地の悪い初めてのお着物に悪戦苦闘して、写真館の人と一生懸命着せました。
前日にはカタログを見せながら、こんな衣装着ようね、などと話しかけながら決めていったのですが、そんなことすっかり忘れて衣装選びも苦戦しました。なんとか衣装を着せた後、その次は髪のセットなのですが、こちらも苦労しました。普段髪はボブくらいの長さで、結んだりアップなどもしたことがありません。髪を触られるのも結ぶのもとても嫌がっていて、夫を呼びながら説得しつつ、何とか着物と髪型のセットは終わりました。
もちろん不機嫌なまま撮影は始まり、簡単には笑ってくれません。次第に暑さも感じてきて窮屈な衣装と人見知りを発揮して、母親である私が近くに行ってあやしている間は多少泣き止むのですが、私が離れた瞬間泣き出します。
写真館の人は泣いている子供の対応に慣れていますが、少し休憩を挟もうという話になり、お菓子とお茶で何とか気分転換しました。ただ撮ってもらった写真は泣きそう、泣いた後の写真しかなく、仕方なくそれを選ぶことになりました。
夫はそれも思い出だからよい、といっていましたが、後から見ても納得できるようなものではないです。子供が大きくなってそのアルバムを見返したとき、どう思うかはわかりませんが、一年早めにするかもっと遅くにするかにしておけばもう少し良い写真が撮れたのではないかと思っています。
③服装選びの失敗談
夫43歳、妻38歳、長女3歳の三人家族です。子どもが三歳の時の七五三の時のお話になります。
我が家では、車を所有していないため、子どもを連れてのイベントごとでは、いつも電車を利用することになります。このこともあり、七五三の時には、本当であれば着物を着て神社で写真を撮りたいところだったのですが、電車移動のことも考えて、前撮りで写真館で着物の写真を撮りはしましたが、実際の七五三の時には洋装で神社へ行くことになりました。
そして、子どもだけではなく、親も七五三という服装ではなく、ちょっと外出するときの洋服という感じのカジュアルフォーマルな雰囲気の洋服で出かけることになりました。
家から駅までの徒歩のことや、電車移動のことを考えると、それが一番負担がなく過ごせる方法でした。そのおかげで、子どもが抱っこしてほしいとせがんできても抱っこすることができましたし、神社の中で子供が好きに走ったりすることもでき良かったとは思います。
ですが、我が家以外で、同じように七五三にやってきている家族を見ると、子どもも母親も、着物でしっかりと着付けをしてもらっていて、これぞ七五三という雰囲気を醸し出していました。我が家だけが、少しカジュアルな雰囲気になってしまっていたなと、失敗したなと感じました。
写真撮影も、七五三の時にしたのですが、千歳あめを持っていなければ、いつの写真なのかわからないような写真撮影になってしまいました。そして、見知らぬおばあちゃんから、私や子供の服を見られたときに「あら。今日は何かの発表会なのかな?」と聞かれてしまいました。
そんな風に、他人の目から見ても七五三に見えないような雰囲気だったことから、一生に一度の三歳の七五三なのに、頑張って着物で出かけるか、写真撮影のことも考えて、ピアノの発表会のような洋服ではなく、七五三らしい服装にすればよかったなと思いました。
七五三の時の髪型についても、娘は髪の毛をくくるのを嫌がるタイプで、ないもかわいくヘアセットしてあげられず、なんだか写真もぼさぼさで、申し訳なくなってしまいました。
④シーズン時の混雑には要注意
自身の年齢は37歳で、妻と子供1人の家族構成です。3歳の子供の七五三の撮影の際の体験談ですが、神社への参拝を終えてから予約していた撮影会スタジオで、写真撮影を行いました。
娘が3歳だった事もあり、撮影に関しては長時間になると段々と機嫌が悪くなってしまわないか心配をしていました。七五三の真っ只中の時期だった事もあり、撮影スタジオに向かうと七五三の記念撮影で大混雑していました。
名前的にも知られている撮影会スタジオでしたので、混雑する事は予想していたのですが想像以上の混み具合でした。レンタル衣装に着替えて、いざ撮影だったのですが混雑が収まらず撮影も順番待ちとなってしまいました。
ただでさえ普段と違う慣れない衣装で、順番待ちをしているため退屈かつ機嫌が悪くなってしまいました。
順番待ち後にようやく撮影がスタートしましたが、既に機嫌が悪い状態だったため、スタジオのカメラマンの方も大変そうでした。一つ目の衣装で撮影を終えると、次に着替えて別の部屋での撮影となったのですが、順番待ちしていた疲れもあるのか着替えを嫌がってしまったのです。
何とか次の衣装に着替えさせられたのですが、また順番待ちになってしまい30分ほど待った後の撮影となりました。流石に娘も疲れて眠たいのか、まともに撮影出来る状態では無くなり、その日の撮影は一旦終了して、後日に続きの撮影を行う事になりました。
この日は、土曜日で特に撮影スタジオが混雑する日でしたので、撮影日の設定を失敗したなぁと反省しました。土日に加えて七五三シーズンでしたので、混雑を避ける意味でも平日に予約をしておけば良かったと痛感しました。
待ち時間ばかりが増えるばかりで、いざ撮影の際にも子供が待ち疲れてしまい、良い表情の写真が全く撮れなかったためとても後悔しました。後日、平日で混雑しない時間帯で無事に撮影が出来ましたが、今回の失敗より、次回の7歳の時には混雑期を避けて撮影させてあげたいと感じました。
⑤着物の「格」の下調べが不足
37歳、主婦、夫と長男、次男との4人家族です。
長男が5歳になった時の七五三のことです。長男は、写真スタジオ(フォトスタジオ)で袴と羽織を借りることにしました。ついでに次男も一緒に3歳のお祝いということで兄弟で一緒に七五三のお祝いをすることになりました。
子どもたちはスタジオで衣装が借りられるので、お気に入りの一着を見つけるべく、楽しそうに選んでいました。「青がいいかな、やっぱり黒でしょ。赤もかっこいい!」なんて、言いながら、兄弟2人で衣装ラックに釘付け。
割とすぐにお気に入りの一着を決めたのは、さすが男の子。あまりファッションに興味ないもんね。さて、子どもたちは、「明るいブルーの羽織に金色の袴」と「深みのかかった赤の羽織に黒の袴」でカッコよく決まりました。
ところで、両親ってなに着ればいいの?夫は明るいグレーのスーツ、明るいブルー系のネクタイですぐに決定。
私はなんとか色々と調べて、母に着物を借りることに決定しました。着物で行けば、「なんか格式高そうじゃん」と安直な考えで決めてしまって大後悔です。しかし、その時の下調べが甘かったのです。実は、母から借りたのは小紋という柄。小さい柄が着物全体に入っているというものです。
その時は、着物の知識が浅く、知らなかったのですが、小紋とは日常使いの着物のことでちょっとした外出着という感覚なのです。いわゆる礼装とは違って、ちょっと格が落ちてしまいます。
七五三のような写真にはちょっと物足りないのではないかなと今になって思ってしまいました。感覚の問題なので、小紋でも大丈夫だとは思いますが。当時、それを知って納得して着ればよかったなぁと思ってしまいます。
一生の記念の家族写真になるので、忙しさにかまけて、ちゃんと下調べをしなかった私がちょっと情けないです。ちゃんと調べて、着物の持つ意味を知っていればよかったなあと今になって思います。