なぜ今、ロケーション撮影が人気なの?|“映える”だけじゃない七五三の写真事情
ここ数年、七五三の写真撮影に「ロケーション撮影」を選ぶご家庭が増えています。
その理由は、ただ「映える」からではありません。
スタジオでのきちんとした写真ももちろん素敵ですが、
近年は“物語性”や“家族の記録”としての価値を重視する方が増えているのです。
ロケーション撮影なら、季節の空気感や実際のお参りの風景、子どもたちの自然な表情までも写真に残せます。
ただ写真を“撮る”だけでなく、「その日の思い出」を“残す”ことができる——それが今、ロケ撮影が選ばれている理由です。

スタジオ撮影とロケーション撮影の違い
特徴 | スタジオ撮影 | ロケーション撮影 |
---|---|---|
撮影環境 | 天候に左右されない | 天候や光に影響されるが、自然光が映える |
背景・雰囲気 | デザインセット | 神社・庭園・町並みなど実在の景色を活かせる |
撮影内容 | 決まった構図・時間配分がしやすい | お参り風景や散歩も撮影できる |
撮影許可 | 原則不要 | 許可・予約が必要な場合もある |
おすすめ層 | 赤ちゃん・兄弟同時など落ち着いた撮影希望の方 | 自然な表情や“思い出”を残したい方におすすめ |

名古屋で人気の七五三ロケーションスポット【5選】
七五三の写真を“その子らしい表情”で残したいなら、ロケーション撮影はとてもおすすめ。名古屋には、自然・神社・町並みなど、着物が映える撮影スポットがたくさんあります。
ここでは、実際に撮影実績があり「七五三にぴったり」と感じた名古屋のロケ地を、現場のプロ目線でご紹介します。
① 興正寺(八事)|王道の美しさと落ち着いた雰囲気が魅力
五重塔・木製の大きな山門・整えられた庭園・紅葉・森の道・石段……まさに「七五三のために存在しているのでは?」と思うような、和の要素がすべて詰まったロケ地です。
境内がとても広く、平日であれば人も少なめ。写真に他の人が写り込むことも少ないため、撮影にも集中しやすいです。森の中の小道では自然な雰囲気が、五重塔の前では格式ある雰囲気が出せて、1ヶ所でバリエーション豊かな写真が残せます。
駐車場も完備されており、ご祈祷を受ければ無料で利用可能。ご家族での移動が不安な方にも安心しておすすめできるロケ地です。



② 有松+有松天満社|町並みと神社を一度に楽しめる穴場
名古屋市緑区にある有松は、有松絞りの産地として知られる伝統的な町。白壁・格子・石畳といった古き良き町並みが残っており、着物との相性は抜群です。
さらに少し足をのばせば、有松天満社という神社へと続く階段があります。この階段と神社がまた、和装のロケーションにぴったり。静かで人も少なく、街の中にひっそりと存在するこの神社は、写真に“物語”を加えてくれます。
町を歩きながらの撮影 → 階段 → 神社前でのカット、と流れを作れば、まるで1冊のフォトストーリーのようなアルバムになります。
③ 久屋大通庭園フラリエ|お花がいっぱい!可愛い系ロケにぴったり
地下鉄から徒歩数分。都会の中心にありながら、無料で入れる庭園「フラリエ」は、花や池、小さな橋、洋風のガゼボ(東屋)など、可愛い要素がたくさん詰まったロケスポットです。
春はチューリップ、夏は百日紅、秋にはコスモスなど、季節ごとに違う表情が楽しめるのも魅力。特に3歳の女の子の撮影では「お花の中に立つ姿」が本当に絵になります。
商用撮影の場合は許可申請が必要ですが、スタッフが丁寧に対応してくださるのでご安心を。お花好きのご家族や、可愛いテイストがお好きな方にはぜひおすすめしたい場所です。
④ 三輪神社(大須)+裏路地|コンパクトでも映える!都心で楽しむ七五三
「移動が大変そう…」「兄弟もいるし、あまり遠出できない」というご家庭には、大須の三輪神社がイチオシです。
赤い鳥居が連なり、赤い絵馬掛け所には“うさぎ絵馬”がずらり。こぢんまりとした境内ながら、どこを撮ってもフォトジェニック。撮影が短時間で済むのも子どもにとっては嬉しいポイントです。
撮影後は、そのまま大須商店街の裏道へ。昭和レトロなお店や雑貨屋さんの前で撮影すれば、まるでポスターのような1枚に。和装×町ロケという新しい七五三の楽しみ方ができる場所です。



⑤ 白鳥庭園|和の世界観をしっとりと残すならここ
本格的な日本庭園である白鳥庭園は、紅葉や池、石橋、茶室風の建物など、和装の魅力を引き出してくれる要素が満載です。
予約と撮影許可が必要ですが、それだけの価値がある場所。七五三の晴れ着をまとったお子さまが紅葉の中に立つ姿は、まるで一幅の絵のようです。
「落ち着いた雰囲気で写真を残したい」「祖父母も一緒にしっかり撮りたい」というご家庭におすすめのロケ地です。

撮影成功のための3つのポイント
1. 撮影許可は事前確認を
神社によっては、プロカメラマンの同行が制限されている場合があります。
撮影可否・条件(時間帯・場所・料金など)をスタジオやカメラマンと確認しておくのが安心です。
2. 時期・時間帯に注意
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【おすすめ】平日午前中(9〜11時)→光が柔らかく、混雑も少ない
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【避けたい】11月中旬の土日祝 → 人気神社では大混雑することも
3. 荷物と着付けの工夫
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着物はなるべく撮影場所の近くで着付けを済ませる
-
草履や髪飾りは歩きやすさを優先
- 飲み物や小さなおやつなど、機嫌取りアイテムも忘れずに!

よくあるトラブル&対策
トラブル | 対策方法 |
---|---|
子どもが疲れてぐずる | 前日に早めの就寝/撮影中に休憩を挟む |
撮影許可が取れなかった | 撮影OKな神社を選ぶ/スタジオに相談 |
衣装が汚れた・崩れた | 撮影後のお参り順にする/着替え用のインナー持参 |

「ロケ撮影、どこに頼む?」と迷ったら──
ロケーション撮影に魅力を感じても、「着物はどうする?」「ヘアメイクは?」「神社での段取りが不安…」という声をよく聞きます。
そんな方のために、スノーインでは毎年、人気のロケ地〈興正寺〉と〈三輪神社〉で、秋の土日限定の七五三ロケ撮影プランを実施しています。
このプランは、
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キモノガールのアンティーク着物(お子さまの衣装)
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プロのヘアメイクと着付け
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実際の神社でのご祈祷とロケ撮影
がすべてセットになった、「写真も記録もまるごと安心」なフルサポートプランです。
昨年は全日程が満席となり、多くのご家族から「想像以上によかった」「プロに任せて本当に安心だった」とのお声をいただきました。
単に“カメラマンを手配する”のではなく、撮影体験そのものを丁寧にサポートすることを大切にしているのが、私たちスノーインのスタイルです。
🏠この記事を書いているスタジオ「スノーイン」について
スノーインは、名古屋市熱田区にある完全予約制のフォトスタジオです。
七五三・マタニティ・ベビーフォトなど、人生の節目を「その子らしさ」で残すことを大切にしています。
特に七五三では、アンティーク着物とロケーション撮影を組み合わせたオリジナルプランが人気で、毎年多くのご家族にご利用いただいています。
写真だけでなく、撮影体験そのものが家族の思い出になるよう、丁寧なサポートを心がけています。
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